平成19年に家を建てました。そのときに、当然住宅ローンを組んで家を買ったんですかそのときに考えた事をまとめます。間取りとかローンのこと以外にもけっこう考えることってあるもんなんですよ。
小学校の校区が問題
子供の小学校の校区。家を建てる決意をしたのは長女が小2のころ。引っ越しを嫌がりました。正確には引っ越しではなく、転校することを嫌がりましたね。私の住んでいる地域は古くからの住宅街で新築マンションの売り出しも隣の校区は盛んだったんですが、こちらの校区では全くなし。6年生くらいで引っ越しとかなら最後の1年間くらいは越境通学って話はよく聞きますが、さすがに小2ではね、ちょっと無理。仕方がないから、娘を説得しつつチラシや校区内の不動産屋なんかをこまめに回り、新築マンション情報や戸建て売り情報を探しました。
ようやく古ーい家屋をつぶして土地を4分割して戸建を売るという情報を、近所の病院で働いている嫁さんが同僚から聞きつけて現地まで見に行って不動産屋さんと話をすることになったのが、現在の我が家。
ちゃんと小2の娘の校区内ということで何とか校区問題は解決。子供さんがおられる方で、家を建てることを考えておられる場合、小学校に入学するまでに何とか見つけるか、小学校は行っちゃたら転校するように説得するか、校区内で探すかという決断が必要になります。
お住まいの地域にもよりますが、校区内だと我が家みたいに選択肢は狭くなる可能性が大きいですよ。
違法建築とか大丈夫?不動産屋問題!
校区問題の次に考えたことは、戸建てを売り出している不動産屋さんがこの近隣の不動産屋ではなかったこと。実績とかまったくわかりませんでした。
だって3000万円もするのに欠陥住宅だったらどうしようって思うじゃあないですか。でも結局よっぽど大手ではない限り戸建てを買うときに不動産屋とか建築屋さんの状況を確認するのは不可能ですね。仕方がないから、この不動産がや販売予定という戸建て住宅を2か所ほど見学させてもらいました。販売中の物件と建築中の物件の2つ。
素人の私が見た感じ特に問題はなさそう。こっそりビー玉持って行って転がしたりしましたが、傾いたりもしてなかった。不安は満載でしたが、校区問題もあったので購入を決意しました。
当時住んでいた賃貸マンションから、購入予定の場所までは自転車で2分くらいのところ。少しまわり道すれば、仕事帰りとかにも建築の様子を確認できます。だから、違法建築にビビッていた私は時間があれば建築現場を見に行きました。
ちゃんと建てなアカンでー!
って目を光らせているつもりだったんですね。こまめに大工さんにも差し入れして、いい人やと思ってもらう作戦も実施。手抜きや違法建築させないために一生懸命でしたね。結果的には大工さんたちもいい人ばっかりでしたけどね。
同じ場所で4戸の戸建てを売り出していて、私たちが一番最初に建築が始まったんですよね。1年後に2件目が、2年後に3件目、という感じで建築されたんですが、同じ大工チームが毎回やってきてました。挨拶すると「家は大丈夫ですか?」って聞かれたりしてました。
ちょっと疑ったりして悪かったなあって、後から反省していました。
それでも不安な違法建築に対して住宅性能表示制度を利用
住んでから5年くらいして家が傾くとか
雨漏りするとか
やっぱりそんな不安は戸建てを買うときにはつきまといます。毎週建築現場に出かけても不安でした。だから、不動産屋に相談して、住宅性能表示制度 を利用することにしました。お金は少し余分にかかりましたけどね。この制度を利用することで、住宅完成後10年間は何か建築にトラブルがあっても補償されるというもの。
定期的に第3者が工事の進捗状況を確認に来て、建築状況を確かめていました。私のような素人ではないので、違法建築に対する不安は軽減しました。
お祓いとかもして最後は神頼み
着工前に近所の神社にお願いして、地鎮祭してもらいました。これも費用が掛かりますが、やっぱり不安を少しでも解消するには最後には神頼みですね。嫁さんの同僚でそれっぽい能力があるという人からいただいたお浄めの塩とかも新築後の家には置いたりしてました。
それから、近隣住民に変な人がいないかという調査もこっそりしました。たまたま嫁さんの同僚が新築予定の町会に住んでいたので、こっそり近所の評判を聞いてもらったりして大丈夫と判断しました。
幸い、横並びに建った残りの戸建てにも子育て世代の家族が入ってきてトラブルなくお付き合いできています。
ローンのお話とかはまた別の記事で書きますね。